3-3 マイルド法 ②

どのような方に

他の方法では反応しない方に行います。マイルドロング法、エストロゲン補充法など試行錯誤しながらその患者さんに合った方法を探します。
卵巣予備能が相当低い方はホルモンのコントロールが難しく、また卵巣が薬剤に反応しないことも多いため採卵まで至らず治療がキャンセルになることが多いです。

マイルドロング法

前周期の月経中からピルを飲んで調整します。
ロング法と同じ時期から点鼻を開始します。点鼻は1日3回ですが片方だけスプレーなどで量を調整し下垂体ホルモンを抑制しすぎないようにします。LHとFSHが適当な値に下がったら1日おきに低用量のHMGを注射します。
採卵までかなり日数を要することが多いです。卵胞が16mm~20mmでE2(エストラジオール)値が1個当たり250pg/ml以上になったら、卵を成熟させるトリガーとしてHCGを自己注射します。トリガーから34時間から36時間後に採卵します。

エストロゲン補充法

月経前または月経中から高容量のE2(エストラジオール)を内服して、FSHを適当な値まで下げます。FSHが15mIU/ml以下位に下がったら時々、クロミフェンやHMG(FSH)を少量追加します。LHが上昇したら排卵してしまうのを抑えるため、アンタゴニストの注射を使うことがあります。採卵までかなり日数を要することが多いです。卵胞が16mm~20mmになったら、卵を成熟させるトリガーとしてHCGを自己注射します。トリガーから34時間から36時間後に採卵します。

当院の体外受精の排卵誘発について