3-3 マイルド法 ②

どのような方に

AMHが1ng/ml以下で前胞状卵胞が見えず、他の方法では卵胞が育たない方に行います。エストロゲン補充法、プラノバール法など試行錯誤しながらその患者さんに合った方法を探します。
卵巣予備能が相当低い方はホルモンのコントロールが難しく、また卵巣が薬剤に反応しないことも多いため採卵まで至らず治療がキャンセルになることが多いです。

エストロゲン補充法

月経3日目頃から観察して7日目頃に卵胞がなくFSHが30mIU/ml以上なら、プロギノバを1日6錠内服開始します。1週間ごとにホルモン値と卵胞を測定します。3週間して卵胞が育たなければプロギノバにデュファストンを7日間追加して月経を起こさせます。
次の周期も同様に3日目からプロギノバを1日6錠内服します。1週間ごとにホルモン値と卵胞を測定します。3週間して卵胞が育たなければプロギノバにデュファストンを7日間追加して月経を起こさせます。これを6クール行い採卵できなければ1クール休みます。根気強く続けると卵胞が出来てくることがあります。

プラノバール法

月経3日目頃観察して7日目頃FSHが30mIU/mlならプラノバールを内服して、FSHを適当な値まで下げます。1週間ごとに採血と超音波を行い卵胞が見えてきて、FSHが10mIU/ml以下に下がるようなら、クロミフェンやHMG(FSH)を少量追加します。4週間して卵胞が育たなければプラノバールを中止して月経を起こします。これを繰り返します。

当院の体外受精の排卵誘発について