1.調整卵巣刺激法(COS)

GnRHアゴニストの点鼻薬を使うロング法とショート法、アンタゴニストの注射を使うアンタゴニスト法およびマイルドアンタゴニスト法があります。当院では通常、アンタゴニスト法を第一選択としています。AMHがやや低い場合などはショート法を選択します。アンタゴニスト法が開発されて以来ロング法はあまり行っていません。マイルドアンタゴニスト法は多嚢胞性卵巣(PCO)のためAMHが高くCOSでは卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクが高い場合が適応となります。

メリット
多くの卵子が得られる可能性がある、それにより凍結胚が得られる可能性が高くなる
多くの凍結胚が得られれば、複数回の移植が可能である
デメリット
注射や採血の回数が多いため、通院回数が多く費用も高額になりやすい
OHSSのリスクが他の刺激法より高い
投与する薬の量が多いため採卵後は2~3周期卵巣を休ませる必要がある

当院の体外受精の排卵誘発について