3-2 マイルド法 ①

どのような方に

AMHが相当低く、自然に卵胞が育ちにくい方に行います。クロミフェン単独、レトロゾール単独、低用量HCG併用アンタゴニスト法、プロゲストン併用法などで患者さんにあった方法を探します。

クロミフェン単独、レトロゾール単独

クロミフェンまたはレトロゾールを月経3日目頃から5日間内服します。それ以降は自然周期法に準じます。

低用量HCG併用アンタゴニスト法

前周期の月経中からピルを飲んで調整します。
月経2~3日目に500単位のHCGを注射します。
翌日からはアンタゴニスト法に準じます。

プロゲストン併用法

この方法は、排卵を抑制するためのアゴニストやアンタゴニストを使わないので卵巣機能が低い方でも行えます。卵巣機能が良い方も行えます。プロゲステロン値を上げて排卵を抑制する方法です。プロゲステロンによって子宮内膜の日齢がずれるため新鮮胚移植はできません。
前周期の月経中からピルを飲んで調整します。
月経3日目からプロゲストンを採卵が決まるまで内服します。
月経の3日目頃からFSHかHMGを連日注射して卵胞を育てます。
卵胞が18mm~20mmでE2(エストラジオール)値が1個当たり250pg/ml以上になったら、卵を成熟させるトリガーとしてHCGを自己注射します。トリガーから34時間から36時間後に採卵します。

当院の体外受精の排卵誘発について